「 Hello! 秋 」
Greetings from me!
Hello!
みなさん、お元気ですか?
日本中でいろいろなことがありましたね。
悲しさ、不安、喜び、世界一、誇り。
ニュースだけ見ていても、自分の中にさまざまな感情が溢れているのを感じます。
どんな感情だとしても、
なにか自分が強く握っているものがある。
恐れは「なにか守りたい」という強い思いから始まることが多いようです。
それを聞いた時に、お金や家族、家、努力、自分の尊厳など思い当たることが出てくるかもしれませんが、
その根底にあるのは、”LIFE”そのものであるように感じます。
LIFEは、空間に還すもの。
ただこの大いなる宇宙の流れに戻すもの。
本当のわたしは、どこかでその流れを知りつつも、握る癖がついています。
それに気付きつつ、いのちを丁寧に扱い、ケアし、どのようにこの世界に還元していくかに意識を向けた一週間でした。
皆様の平安をお祈りしています。
「足るを知る」
わたしが、セミナージャンキーだったのは30代の頃です。
国内外問わず、あちこちに良い先生やメソッドがあると聞きつけては、
今の不自由な現状をなんとかしようと、なんとか金銭的にも安定したい!
とせっせと飛び回っていました。
当時、同じようにセミナーを受けていた人から、ある時こんなことを言われました。
「ベティーさんはもう完璧、セミナーは必要ないよ。本来鈍った包丁を研ぐために来ているのに、
研ぎすぎて、もう包丁でもないですよ。」
その言葉にはっとさせられ、今でも、何かをやりすぎた時などに、思い出すようにしています。
今でもその当時セミナーを通して学んだあらゆることに感謝していますし、自分の土台となっているものがほとんどです。
しかし、わたしはセミナーに依存し、自分の足りなさを見つける様にして、次から次へと新しいセミナーを受けていたと思うのです。
「足るを知る」とは、本当に素敵な日本語だと思います。
わたしの意識にも「足る」という状態がいつもあるはずです。
プラントにお水をやるのに、ちょうどよい量があるように、
わたしたちの意識、マインドにも、そのタイミングにちょうど良い、知識やセラピーの量というものがあると思いませんか?
読書やセミナー、セラピーなどは、自分が包丁だとしたら、
その包丁が最適な研がれ具合でスムーズに機能するための素晴らしい研ぎ機です。
でも、それを使い過ぎたりすると、「わたし」という唯一無二の存在の本来の形さえなくなってしまいます。
ちょうどよく研ぐ、足りている、ということへの感性は、
自分を愛することに必要ですよね。
Enjoy!
B
(2018/9/10)